こどもに幼児教育を受けさせようと思った時、一体どの教室がいいのかと悩みますよね。
私自身もかなり悩みました。
悩みながらもいくつか候補を絞ったのですが、公文式は息子には向かないと感じていました。
人気の公文式。
なぜ公文式を選ばなかったのか。
その理由と最終的に七田式を選ぶに至ったワケも具体的にまとめたいと思います。
これから幼児教育を考えようとしている方の参考になりましたら幸いです。
公文式は座学
息子は落ち着きがない方だと思います。
公文式のようにじっと座って・・・というのがまず無理でした😢
公文式は教科ごとに受講できます。(Baby Kumon以外)
こくご、さんすう、えいご。
この3つから選び、1教科あたり6,480円(税込)。教材費不要。
とてもリーズナブルでつい飛びつきたくなるのですが、もし3教科を受けるとしたら19,440円/月。
なかなかです。
また、遊びの要素を織り交ぜてこどもが「楽しい!もっと!」と思えることが重要だと感じていました。
お勉強を教えてほしいのではなく、お勉強に興味を持つ方法を知りたかったんですね。
先生にどんな相談ができるのか不安
昔からある公文式。
そしてどこにでもある公文式。
実は小1の頃から私が公文式の受講者でした。
教室に行き、先生にあいさつし、プリントを渡されひたすら解く。
出来たら先生のところに持っていき、採点してもらい間違ったところはもう一度。
全問出来たら次のプリントへ・・・。
ひたすらこの繰り返しでした。
教室には20人くらいの子供たち(年齢バラバラ)が無言でひたすらプリントを解いています。
先生に話しかけると、口に手を当てて「しーっ」のポーズ。
早く終わらないかなぁと時計ばかりを見上げる時間。
そう、私自身に公文式に対するいいイメージがありません。
大人になってから思うのは公文式の先生って特別資格がいる職業ではないということ。
一定の講習を受ければある程度誰でも公文式の先生になれてしまうという点。
たぶん私でも公文式の先生になれてしまうという怖さ。
公文式の運営方法を否定しているわけではないし、こうすることでどこでも公文式を受けられるというメリットももちろんあるのですが・・・。
そこにこどもを習わせたいかと思うとやっぱり微妙です。
その点、七田式でも一般の方が講師になる窓口はありますが、研修制度が充実しており、いくつもの試験、面接を通過しないと講師になれません。
こどもに教えるのであれば、やはりある程度知識は必要だと思うので、このような七田式の方針は安心材料になっています。
100点にしなくてはいけないというプレッシャー
公文式では、プリントを100点にするまで繰り返し問題を解かなくてはいけません。
間違った問題はもう一度。
これがプレッシャーにならないかと不安でした。
私自身がこどもの頃に同じ問題を解けずに何度も繰り返した苦い思い出があるからなおさらです。
大人発想であれば、間違った問題を解けるまで行うのはとてもいいことに思います。
でも、こどもにしてみれば一度解いた問題(例え間違っていたにしても)を何度も解くのはつまらないのです。
何度も繰り返してやっと解けた時には「達成感」があるかもしれませんが、それ以上に繰り返しの重圧は辛いものがあります。
これが「勉強が嫌い」になるきっかけになるのではないかと不安でした。
七田式は間違ってもどんどん次に進みます。
同じ問題に時間をかけません。
間違ってもいい。
とにかく興味をそらすことなく、どんどん展開していきます。
ただし、家庭でのワークは4日間、似たような問題が続きます。
でも「同じ問題」ではありません。
違うプリントで、内容も違います。
例をあげれば同じ足し算でも、数字が違ったり、絵柄が違ったりするんです。
今日は1+3でも、明日は2+1。
足し算という点、レベルから見て同じくらいですが、こどもにとっては違う問題。
昨日は間違えたけど、今日は解けた。じゃあ、昨日の問題もやってみるか!とこどもが自分から思う。
そういう流れがとても気に入っています。
100点至上主義でなくていいと教えたいのです。
以上が公文式を選ばなかった理由になります。
ただし!本人がやりたくなったらトライしたい
こどもの幼児教育に公文式を選ばなかった私ですが、こどもがもっと大きくなり自らすすんで「公文式をやりたい」と言ったら通わせたいと思っています。
小学3年生くらいになって、根気や粘り強さが出てきたくらいであれば、同じ問題を正解するまでやり続けるというのも悪くないと思っています。
そう、幼児教育として公文式をとらえた際には「う~ん」と感じてしまう公文式ですが年齢やこどもの性格によっては公文式の方が合うということもあるかと思います。
個人的には幼児教育=わくわくどきどき楽しいに学びがあるということ。
なるべくネガティブなイメージを取り除いて、興味を追求するのは楽しいということを知ってもらいたいと思っています。
なので私は七田式にしました。