七田式チャイルドアカデミーに通い、段々と教室での流れが分かってきて、私自身が感じるメリットとデメリットがはっきりしてきました。
メリット&デメリットをまとめたいと思います。
七田式チャイルドアカデミーに通って感じるデメリット
振り替えが年2回しかない
子供って突然体調を崩しますよね。
それに働くパパ・ママのために保育園やこども園の行事って土日に行われることが多くないですか?
息子は土曜日のクラスに通っているので、イベントの度にお休みすることになります。
風邪を引いた、イベント・・・と実は教室をお休みする機会って結構あるんです。
ですが、七田式の場合お休み後の振り替えレッスンは年2回だと説明を受けました。
全国の七田式の教室がそうだとは明言できませんが、たぶん同様かと。
振り替えがあるだけマシ・・・なのかもしれません。
でも、年2回かぁって感じです。
せめて5回ならなぁ。
ママ達のバトル感がある
七田式ってわりと教育に熱心な親が子供を習わせるのかもしれません。
しかも、幼児の場合は親同伴でレッスンが行われます。
七田式は一クラス最大5人の少人数制。
そのせいか、余計にこども達、というかママ達にライバル心が出てしまうのかもしれません。
特に筆記でプリントをする時。
迷路や図形などの問いに誰が一番早く出来るかという点でママ達の必死感が伝わります。
「ほら、早く書きなさい」
「いいから、ちゃんと見て!」
という小声が飛び交います。
とはいえ、これに関しても教室によって雰囲気は全然違うのではないでしょうか?
傾向はあるかもしれません。
少なくとも、私と息子が通っている教室はライバル心むき出しです(笑)
実は自宅ワークの量がけっこう多い
教室に通わせる=家では何もしなくていい。
そんな風に思っているとしたら、七田式は違います。
七田式では、教室はあくまで「発表の場」という位置づけ。
家でのワークの比重が大きいです。
毎日行う量ですが
- ホームリスニングのCDを聞かせる(毎月変わります)
- 暗唱文集のCDを聞かせる(毎月暗唱する部分が変わります)
- ワーク「もじ・かず・ちえ」を各1ページずつ
- 宿題プリント3~10枚程(レッスンでできなかったもの、次週がお休みの場合は宿題プリントが増えます)
- 絵日記(最低でも1週間に1ページ)
- ニキーチン(カラフルな積み木のようなもので、絵柄を作る)
大体このくらい。
正直、けっこう負担です(笑)
我が家では「CDを聞く系」はこども園までの送り迎えの車の中で済ませています。
往復20分。
全部聞くには少し足りません。
なので食事やお風呂の時などにも聞くことがあります。
ついでに言えば、我が家は英語レッスンのW受講。
英語クラスも自宅で行うことはけっこう多いんです。
英語クラスの自宅学習内容
- ホームリスニングのCDを毎日90分聞かせる
- 宿題ワーク
- You&Meという簡単な文章が書かれたものを親子で読む
- 英語の歌を聞かせる(毎月変わります)
- ホームリスニングのCDを聞きながらマニュアル(絵)を指さし
こちらも「CD聞く系」がけっこう大変。
朝起きてすぐ、こども園から帰ってきてすぐ、30分ずつくらいは聞かせてますが、90分はなかなか難しい。
そんなこんなで家でのやるべきことがけっこう多いのは、忙しいママには大変だと思います。
やっててよかった!七田式に通って感じるメリット
最初にデメリットを書いてしまったので、「うわ~・・・大変」と思ってしまったママ・パパも多いかと思います。
七田式をやっていて、デメリットしかないワケではないですよ。
次に七田式をはじめて「よかった」と感じた部分をまとめます。
なるほど~これが右脳の力か!に気づけた
フラッシュカードにドッツカード。
これらは定型発達(いわゆる健常)の子の早期教育には意味をなさない、あくまで自閉症の療育上で効果があったもの、という説があります。
実際はどうなのか分かりません。
ただ、息子を見ていて親の私ですら見せられる絵柄が一瞬過ぎて動体視力で追えないレベル・・・のカードをちゃんと記憶できるようになりました。
また、ドッツカードでは40と41の数だけ赤い丸が描かれたカードを見て、どっちが多いのかを一瞬で言い当てられます。
今のところ正解の確率は100%。
大人の私にはどちらも同じくらいに見えますが、これをちゃんと一瞬で見分けられるのは、やはり右脳なんだろうと思います。
理屈じゃないんでしょう。
暗唱が得意になった(得意を見つけられた)
七田式行われる暗唱。
論語や漢文など中学~高校の国語や古文で習うようなものを暗唱します。
けっこう長いものもあり、大人でも暗記には時間がかかりそうなのですが、息子は簡単に記憶してしまいます。
もちろん、意味は分かっていません(笑)
それでいいんだそうです。
最近は「学而第一」を暗唱しています。
師、曰く・・・ってやつです。
本人も暗唱が好きみたいで、暗唱は面白がってやります。
絵本を自分で読もうとする
ひらがなや数字が分かってくると、自分で絵本を読もうとします。
もちろん、まだちゃんと読めませんが、読もうとする意欲は褒めていいのかなって思います。
苦手部分が見えてくる
息子は読みは得意ですが、書きが苦手。
面倒だと適当でいいや~という思考回路に。
こういうのが早めに分かったので、先生と一緒に対策できるのがいいかなと。
苦手の克服は本人にとっても自信になります。
しかも今はまだ決して難しいことはやっていない。
小さな苦手を克服する、という繰り返しが自信につながってくれると思います。
以上。
今のところ、こんな感じです。
これからレッスン期間が長くなればメリット&デメリットの内容が変わってくるかもしれません。
これから七田式を始めようと考えているママ・パパの参考になりましたら嬉しいです!