息子の通う七田チャイルドアカデミー。
まめねこ
今回の教室名変更の諸事情と名称変更により通う側が感じたこと、デメリットなどをまとめます。
目次
七田教育には2つの運営会社が存在した
実は七田教育には2種類の運営会社が存在したんです。
それを知ったのはこの度、教室から一通のお便りをもらってからのこと。
それがこちら↓
これを読んでも正直、さっぱり分かりません。
まぁ、教室の名前が変わってもレッスンの内容が変わらなければいいか・・・と思っていた矢先。
「教材が変わります」のお知らせ。
しかも、英語のレッスンだけで教材費が再びかかりその金額がなんと4万円以上!
まめねこ
と、その話は記事後半にまとめるとして、まずは七田教育の2つの運営会社についてまとめますね。
一つが「七田チャイルドアカデミー」。
息子が通っていたのがこちらでした。
そしてもう一つが「七田教育」。
この2つは同じ七田式教育の枠組みにおいて、別々の運営をしていたんです。
七田チャイルドアカデミーの詳細
運営会社 | 七田チャイルドアカデミー |
目的 | 七田式教室のフランチャイズ展開 |
代表 | 浅間 大介 |
運営歴 | 30年 |
教室数 | 全国455ヶ所 |
もともと七田チャイルドアカデミーは七田式を開発した故・七田眞氏が校長をしていたのが原型。
小さな教室で、当時はあまり知られていない「右脳教育」を行っていたのを、現社長の浅間大介氏がフランチャイズとして全国展開していった流れです。
そして、2018年1月イクウェルに名前を変更したのが七田チャイルドアカデミーの方です。
七田教室の詳細
運営会社 | 株式会社 しちだ・教育研究所 |
目的 | 七田式教材の製作・販売とそれを実践できる教室の展開 |
代表 | 七田 厚 |
運営歴 | 60年 |
教室数 | 全国約100ヶ所 |
主に教材の開発に力を入れていましたが、最近は海外に教室を作るなど活動を広げているようです。
まめねこ
今回の七田チャイルドアカデミーの名称変更の裏にあるのは
七田チャイルドアカデミーはその名称を「EQWEL(イクウェル)」に変更。
そう、わざわざブランド化していた「七田式」の看板を下ろした感じです。
その結果、七田チャイルドアカデミーはその教室名を「EQWEL」に変更しなくてはならなくなりました。
しかし、これまでフランチャイズ展開してきた教室の運営側としては、名称変更に反対のところもあります。
「七田式」という名称があって集客できていたものが「EQWEL」になったら、通っている子ども達やその親も???なわけです。
また、教育方針なども微妙に変わってくるようで、教室によっては「EQWEL」にしたくない!という意見も出たようです。
そのような教室は、EQWELではなく、しちだ・教育研究所と提携を結び「七田式」の名前をそのままにした「○○七田教室」に変わることに。
通っている側としては名称変更したとしても、「七田」部分は変わらないので大した変更じゃないと感じて安心する親御さんも多いと予測されます。
ということで、今まで「七田チャイルドアカデミー」と名乗っていた全国の教室は2018年4月より「EQWEL」か「○○七田教室」に名称が変わりました。
名称変更に関連するデメリット
名前が変わるくらいならまぁいいか~と思っていたら。
なんと「教材」も変わることに。
そうですよね。
今まで使っていたのは七田チャイルドアカデミーが製作した教材。
EQWELであれば、教材は変わらないのかもしれません。
しかし、今回息子の通う教室は「しちだ・教育研究所」と契約したため、教材がすべて「しちだ・教育研究所」で作られたものに変更になったんです。
結果・・・新しく教材を買うことに(涙)
英語のレッスンだけで4万円以上
新しい教材のお知らせをもらって目が飛び出ました。
4万円。
ほんの数ヶ月前に5万円ほどの教材を買ったばかりです。
七田式は教材がけっこう高いので、お財布に痛い出費となりました。
新しい七田教室の英語教材がこちら
今回購入した英語教材は3~6歳用のものです。
教材自体は正直、今までのものより好感がもてます。
子供が興味を持ちそうなイラストだし、薄い絵本のような感じで眺めているだけでも楽しい。
息子を見ているとこちらの方が集中できているようです。
今回の社名変更、どう感じる?
そもそも七田教育が2つの運営会社で別々に運営されていたこと自体、そこに亀裂や軋轢が生じてもおかしくないですよね。
そして、創始者である七田眞氏の息子さんが代表を務める「しちだ・教育研究所」の方が七田チャイルドアカデミーよりも市場規模が小さいとなると・・・。
先生達に聞いても「経営方針の違いで」とはぐらかされた感じです。
ただ、今回の社名変更については口コミサイトでも話題に出ていました。
結局、お金の面での分裂みたいですね。
フランチャイズ化に成功しているチャイルドアカデミーの教室を、経営難にあった教育研究所側が欲しがったのが発端なのだと聞きました。
やり方が汚いと嘆いておられましたよ。
このやり方に反発された方々がeqwelに残られているようですが、詳しくはわかりません。
うちは、今回の事でかなり七田式側に不信感を抱いております。
うちはたまたま七田式教室になりましたが
イクウェルだったら正直迷ったと思います。
近くに七田式教室があるのなら
まずは体験をお勧めします!
今まで覚えてきたペグワードとか使えなくなるので困る。同室の子は七田式教室に移るといっています。私も体験レッスンに行ってみます。
出典:インターエデュ
今回のことをどう感じるかは人それぞれですが、通っている側としては何とも後味の悪いものに感じています。
七田式は教育理念や教材内容はとってもいいのに本当にもったいないです。
イクウェルへの変更後、七田式の教室へ通う子が半減した
まめねこ
今回の騒動を受け、そこから3ヵ月の間に、私達が通っている教室では教室通いから自宅学習・七田の通信教育に切り替えるというママ達も続出。
半分ほどが七田の通信教育へと変更してしまいました。
まめねこ
何人かのお別れ会に参加した時に、辞められるママさん達が言ってたのは「教材が高いからいいと思ってたけど、自宅でも七田式の教材を使えるなら通信教育の方がいいと思った」そう。
今回の騒動で教室通いを見直した人が多かったってことのようでした。
私達も・・・七田式を辞めちゃいました!
まめねこ
そして、七田の通信教育にスライドした流れです。
実際、七田の通信教育に切り替えてから、経済的・時間的に負担が軽くなりました。
毎月17,890円(教室通い)から3,900円(通信教育)に。その差額13,488円は大きいです。
まめねこ
長男くん
今回の騒動をきっかけに私達親子も教室通いを見直すきっかけになりました。
そして今、七田の教育方針をそのまま自宅学習用教材にした「もっとはっぴぃタイム」を楽しんでいます。
※2020年現在「はっぴぃタイム」「もっとはっぴぃタイム」は販売を終了しております。
まめねこ
お金も時間も有限!
七田式で習い事を検討されているのなら、自宅でできるお金をかけない教育も検討することをおすすめします。
長男くん